弥彦山

弥彦山


【日時】 2009年3月24日(火) 日帰り
【メンバー】 4名グループ
【天候】 晴

【山域】 弥彦・角田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 弥彦山・やひこやま・634m・無し・新潟県
【コース】 八枚川登山口より雨乞山コース・妻戸尾根周遊
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/弥彦
【ガイド】 なし

【時間記録】 8:05 燕三条駅=(R.289、弥彦 経由)=8:42 八枚沢登山口―11:58 弥彦山―14:20 八枚沢登山口=(往路を戻る)=16:00 新潟
 弥彦山は、越後平野の日本海際に、角田山や国上山と共にひとつの山塊を作る山である。山頂は、越後一宮として名高い弥彦神社の奥の院の置かれた弥彦山と、一等三角点の置かれた多宝山のふたつのピークに分かれている。山頂へのロープウェイや山岳道路によって観光地化が進んでいるが、一歩脇に入れば自然は良く残されている。

 雪割草の時期は、全国的に有名なお祭りと同様に、遠来の知り合いを案内することになる。今回も、東京からの3名を案内しての山行になった。スタンダードであって、雪割草を楽しめるコースとして、八枚沢登山口からの周回を案内することにした。
 新幹線三条燕駅でピックアップして、登山口に向かった。時間もさほどかからず、30分ほどで登山口に到着した。平日とあって、駐車スペースにも余裕があった。
 まずは、雨乞山分岐へ向かった。3月19日に歩いたばかりである。雪割草は盛を過ぎていたが、カタクリが満開になっていた。コシノコバイモの花も幾つもみることができた。時間がまだ早いためか、カタクリの花は開いたところまでで、そっくりかえるところまではいっていなかった。
 雨乞山との分岐からは、縦走路を進むことになる。雪割草はなくなるが、カタクリの花が多く、楽しめる。展望も開けて、佐渡や粟ヶ岳、守門岳を眺めることができた。
 途中で、裏参道を少し下って、ここの雪割草のお花畑を楽しんでもらった。最盛期とはいえないが、花はまだ残ったいた。
 縦走路に戻り、弥彦山への登りに取り掛かる。この登りが一番きつく感じられる。弥彦山の山頂に到着して、展望をひと通り楽しんだ後は、昼の大休止にした。
 下山は、妻戸尾根の下りになる。階段が続き、下りはともかく、登りには使いたくない急坂である。午後になって、雪割草の花も充分開くようになっていた。そこかしこに現れる花を覗き込みながらの下りになった。
 雪割草とカタクリを充分に楽しんでもらえたようである。下山後は、温泉に入り、寺泊の魚市場で買い物をしてから駅まで送った。

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