丸山

丸山


【日時】 2009年3月7日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 雪

【山域】 守門岳周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 丸山・まるやま・606m・なし・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/守門岳/栃堀
【コース】 菅畑より
【ガイド】 なし
【温泉】 守門温泉SLランド青雲荘 600円

【時間記録】 7:10 新潟=(北陸自動車道、中之島見附IC、R.8、川崎北、R.351、栃尾 経由)=9:00 除雪終点〜9:20 発―9:41 林道入口―10:34 三叉路―11:01 池―12:05 丸山〜12:19 発―13:05 池―13:31 三叉路―13:54 林道入口―14:09 除雪終点=(往路を戻る)=17:30 新潟
 丸山は、栃尾の東に位置し、守門・大岳の静かな登山道として人気の高い入塩川コースの通っている塩谷川左岸にある山である。

 丸山は、低山ながら、奥地にあって登り難い山である。入塩川コースから登れれば距離は近いが、雪の季節は、谷間を通る林道は雪崩の危険性があって使えない。西の桑代山付近まで林道が上がっているので、これをアプローチに使って、後は稜線を辿るしかない。冬季の偵察と思って、2007年12月15日に桑代山まで歩いたが、丸山はそのままになっていた。
 土曜日の天気予報はぱっとしないものであったが、丸山なら標高も低いのでなんとかなるであろうと出かけることにした。栃尾から菅畑の集落に向かう。車は集落のはずれまでと思っていたが、1kmほど先まで進むことができた。
 雪が結構激しく降ってきたため、車の中で少し待ったから歩きだした。積もった雪はぐずぐずで一歩ずつ潜るため、スノーシューを履いて歩きだした。
 800mほどで入塩川方面に向かう車道と分かれて、桑代山に上がっていく林道に進む。雪が柔らかいため、辛い歩きになった。
 カーブを交えながらの標高差230mの登りをまず頑張る必要がある。登るにつれて、白一色の雪原が広がるようになった。
 桑代山との三叉路には「くわしろやまゆうほどう」と書かれた看板があり、その奥にあった屋根が高すぎて役にたたない休憩施設はなくなり、代わりに新しいトイレが設けられていた。
 ここからが、いよいよ未知の領域である。この先も林道が続いている。幸い、雪も締まってきて歩きやすくなってきた。尾根を乗り越すと、東の眺めが広がったが、目立たない小ピークが並んでおり、丸山はかなり奥にあるようであった。
 この先は、緩やかな下りになった。この林道は、ピークの間にある池まで通じている。少し手前から池の北の縁を狙って下りたが、沢状の水面が延びていた。少し北に回り込んで、スノーブリッジを使って乗り越した。
 535m点へ登った後は、小さなアップダウンが続くようになった。丸山と思われるピークも右手前方に近づいてきたが、沢が入り込んできているため、北から回り込んでいく必要がある。
 太い木は無く雑木林が広がっていた。マンサクの黄色い花が、雪の中にひと際鮮やかに見えていた。
 最後に緩やかに登ると丸山の山頂に到着した。登ったというよりは、長距離のスノーシュー歩きで草臥れた。丸山の山頂は、台地状の雪原になっていた。
 アップダウンと、池からの登り返しもあって、帰りも体力を消耗した。

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