菩提寺山、高立山

菩提寺山、高立山


【日時】 2009年1月25日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 新津丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
菩提寺山・ぼだいじやま・248.4m・三等三角点・新潟県
高立山・たかだてやま・276m・なし・新潟県
【コース】 石油の里より
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新津/矢代田、村松
【ガイ】 菩提寺・高立山・護摩堂山周辺案内図(五泉市商工観光課)

【時間記録】 9:40 新潟発=(R.49、亀田、R.403、白根安田線、金津 経由)=10:30 石油の里〜10:44 発―11:43 菩提寺山―11:57 菩提寺山登山口―12:14 高立山登山口―12:33 高立山―12:49 高立山登山口―13:05 菩提寺山登山口―13:30 白玉の滝入口―13:45 石油の里=(往路を戻る)=15:50 新潟
 新潟平野の内陸部の縁に沿って広がる、新津、加茂、五泉の中間に広がる丘陵地を、新津丘陵と呼ぶ。新津丘陵では、一等三角点も置かれている護摩堂山が良く知られているが、最近では、菩提寺山や高立山もハイキングの山として、訪れるハイカーが多くなっている。菩提寺山は、新津市、小須戸町、五泉市の境界に位置しているが、それぞれ、石油の里、大沢公園、門前からの各登山道が整備されている。

 夜中から冷え込み、道路は凍結した。スリップの心配がなくなってから家を出ても登れる山を考えていき、結局、菩提寺山に出かけることにした。自宅からだと、菩提寺山が、一番近い。
 石油の里の駐車場から歩き出すことにした。ここなら、幹線道路沿いで、駐車場も確実に除雪されている。降雪の後は、山の雪よりも、駐車スペースの除雪の方が問題になる。
 石油の里に到着して驚いたのは、広い駐車場が、車でほぼ埋まっていたことである。以前は、ここから菩提寺山へのコースもほとんど知られていなかったが、状況は大きく変わっている。
 登山口から先は、しっかりした踏み跡が付けられていた。始めは杉林の中の登りになる。登山道沿いには、石油汲み上げの鉄塔が何カ所も置かれているが、以前よりも展示用に整備された感じである。
 公園の敷地内を抜けると、雑木林に囲まれた尾根沿いの歩きになる。小さなアップダウンもあって適度な運動量になり、足慣らしには良い。登山者も多く行き交っていた。
 菩提寺山の山頂に到着した時には、天気も回復してきており、五頭山塊や菅名山塊の眺めが広がっていた。菩提寺山の山頂小屋からは、ストーブの煙が上がって、中でも賑わっているようであったが、外で休憩するのも、問題のない暖かさであった。
 この日は、菩提寺山の往復だけでも良いと思って家を出てきたのだが、天気も良くなったので、高立山まで足を延ばすことにした。
 途中の林道では雪も多くなったが、トレースが付けられていたので、問題なく歩くことができた。
 高立山の登山口から山頂までは、ひと汗かく登りになる。高立山の山頂小屋もストーブの煙が上がっていた。菩提寺山と比べて同じような眺めであるが、菅名山塊の眺めが少し良くなった気もする。権現山や雷山が姿を現していた。
 家で昼食を食べるといって出てきたので、写真をひと通り撮ってから下山に移った。来た道を戻り、菩提寺山登山口からは、白玉の滝コースへ進んだ。風向きの関係か、林道も雪が多くなっていた。
 臍清水付近は、登山道を水が流れて、ぐちゃぐちゃ状態になり、歩き辛かった。新潟周辺の雪山は、長靴でないと歩けない。
 駐車場に戻ると、車は少なくなっていたが、これから歩き出す登山者も見かけた。
 菩提寺山は、新潟周辺で、角田山と並んで、冬でも登ることのできる愛好者の多い山になっている。

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