金倉山

金倉山


【日時】 2008年1月4日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 長岡東山周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 金倉山・かなぐらやま・581.9m・二等三角点・新潟県
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/長岡/片貝、半蔵金
【ガイド】 冬季ルートは無し

【時間記録】 7:40 新潟発=(北陸自動車道、中之島見附IC、R.8、横枕、蓬平 経由)=9:10 虫亀〜9:37 発―10:20 林道分岐―11:23 金倉山展望台駐車場―11:40 金倉山〜11:55 発―12:01 金倉山展望台駐車場―13:05 虫亀入口=(往路を戻る)=14:40 新潟
 金倉山は、小千谷市と旧山古志村(現長岡市)との境にあり、一帯は長岡東山山本山県立自然公園に指定されている。山麓一帯には、棚田や無数の錦鯉養殖池が広がり、独特の景観を見せている。山頂直下まで林道が通じて、遊歩道をひと登りすれば山頂に到着できる山である。夏は登山の趣は少ない山であるが、冬は絶好のスノーシュー歩きのコースになる。

 雪が遅れていたが、ここらでスノーシュー歩きを行いたかった。雪は積もり始めているが、まだ藪を抑え込むまでいっておらず、道の無い藪山は難しい。林道も使える手頃な山となると、山古志の金倉山が考えられる。前日は、悪天候で弥彦山に計画変更としたが、この日は、穏やかな空が広がっていた。
 長岡付近の路肩に雪は無かったが、太田川沿いの山間を過ぎると、一気に雪が増えて雪原が広がった。大きなカーブを描いて坂を上ると、虫亀に到着する。集落内を周回する道には20センチほどの雪が積もっており、車を乗り入れるとスタックする可能性がありそうであった。正月明けとあって、除雪が遅れているようであった。駐車スペースが無い可能性もあるので、入口分岐の広い路肩に車を停めた。
 太陽が顔を出して、雪化粧をした金倉山の眺めが広がった。標高600mも満たない里山とは思えない、どうどうたる雪山の姿であった。
 まずは、スノーシューをザックに取り付けて歩きだした。除雪は、虫亀林道入口まで行われている。この先は、つぼ足ではもぐって歩けないため、スノーシューを履いた。
 雪は、重い湿雪であったが、粉雪よりは歩きやすい。潜りも膝下までであった。一歩ずつ足を前に出すことだけを考えながらの歩きが続いた。途中で、祠が現れる。以前は、お参りのためか、ここまで踏み跡が続いていたこともあったが、この日は完全な雪原であった。ここまでの一人ラッセルで、すでに大汗をかいていたが、トレースがあって楽するよりは面白い。
 雪が多い時は、南東の林道分岐から尾根沿いに登っているが、今回は林道をそのまま歩くことになった。金倉山の東の山裾を北に抜けることになる。山頂まで体力が持つか不安もわいてきた。雪に覆われた林道の周囲には、養鯉池が点在し、山古志ならでは風景が広がっている。
 北ピークの麓まで進んだところで、林道は南に向きを変え、ようやく高度を上げる歩きになる。北ピークとの鞍部を越して、金倉山の西に回り込むと、展望駐車場に到着する。雪がなければここまで車で入ることができるが、それでは登山の趣はない。
 トイレの脇から山頂への遊歩道が始まっている。杉林の中の登りをしばらく頑張ると、ようやく金倉山の山頂に到着した。山頂には、コンクリート製の展望台が設けてある。一階部分が高いため、風が吹き抜けて、休む助けにはなっていなかった。地震の1年後に訪れた時は、柱が傾いていたが、きれいに修理されていた。
 吹雪が始まっていたため、ひと休みで下山に移った。駐車場に戻ると、雲が切れて、小千谷や長岡方面の眺めが広がった。  下山は、林道のショートカットの誘惑に駆られたが、池の周りの用水堀が雪に埋まっていないため、忠実に林道を歩いた。行きは苦労した道であるが、トレースが付けられた道は楽であった。
 今年最初のスノーシュー歩きは、十分ハードな、それだけに充実感のあるものとなった。

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