弥彦山

弥彦山


【日時】 2008年3月22日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 弥彦・角田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 弥彦山・やひこやま・634m・無し・新潟県
【コース】 八枚沢登山口より
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/弥彦
【ガイド】 なし
【温泉】 てまりの湯 500円(タオル付き)

【時間記録】 7:00 新潟発=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線 経由)=7:55 八枚川登山口〜8:10 発―11:40 弥彦山〜12:12 発―14:20 八枚川登山口=(往路を戻る)=16:00 新潟着
 弥彦山は、越後平野の日本海際に、角田山や国上山と共にひとつの山塊を作る山である。山頂は、越後一宮として名高い弥彦神社の奥の院の置かれた弥彦山と、一等三角点の置かれた多宝山のふたつのピークに分かれている。山頂へのロープウェイや山岳道路によって観光地化が進んでいるが、一歩脇に入れば自然は良く残されている。

 先週出かけた樋曽山の雪割草の様子だと、この週末は満開になりそうであった。夜に職場の送別会があるので、時間的な問題から雪割草見物に出かけることにした。
 雪割草見物のコースとして一番のお気に入りの八枚沢登山口から周回することにした。駐車場が満杯になるかと思って早めに出かけた。予想に反して、到着した駐車場には三台の車が停められているだけであった。
 花がまだ開ききっていない可能性もあったが、晴天の日になったので、歩いていればじきに開いてくれるはずであった。
 まずは、三山縦走路経由で登ることにした。沢を渡ると急な登りが始まるが、周囲には雪割草が現れて目を楽しませてくれる。先週はまったく無かったカタクリの花も咲き始めていた。
 雨乞山の北の肩に出ると、雪割草がなくなるが、カタクリやキクザキイチゲの花が現れて楽しませてくれた。写真を撮りながらのんびり歩いていると、グループが早いペースで追い抜いていった。三山縦走のようであるが、このような花盛りの日には、歩くばかりの山行はもったいない。
 西生寺からの裏参道が合わさったところで、この方面の花はどうかなと思って、しばらく下ってみた。今回の山行では、歩行時間は全く意味のないものになった。この方面の花も見事であった。  分岐に戻り、弥彦山の山頂を目指した。いつもながら、この先は、息も上がって、辛い登りになった。
 頂上手前には雪も残っており、登山道は泥んこになっていた。
 到着した弥彦山の山頂は、大賑わいであったが、花の盛りとして予想していたほどではなかった。表参道方面から登ってくるものが多かったが、このコースでは花は楽しめない。飯豊や越後三山は、春霞の中、白い姿がかろうじて見分けられるだけであった。
 ひと休みの後に、雪割草を楽しみに妻戸尾根を下った。すぐに雪割草が現れて、しゃがみこんでカメラを構えることが多くなった。花は下るにつれて多くなり、最後のあたりでは雪割草とカタクリが一面に咲いて、見事なお花畑を作っていた。
 花の写真も充分撮ることができ、満足の一日になった。

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