樋曽山

樋曽山


【日時】 2008年3月15日(土) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り

【山域】 弥彦・角田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 樋曽山・ひそやま・296.7m・三等三角点・新潟
【コース】 五ヶ峠峠より
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/弥彦、角田山
【ガイド】 なし

【時間記録】  9:40 新潟=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線 経由)=10:35 五ヶ峠〜樋曽山〜15:10 五ヶ峠=(往路を戻る)=16:30 新潟
 弥彦山と角田山の間に、200〜300mの高さを連ねた丘陵地帯があり、その最高点を樋曽山と呼ぶ。新潟周辺でハイキングの山として人気のある両脇の山に比べ、この山の知名度は低い。最近では、三山縦走路として登山道もしっかりしてきて、訪れる登山者も多くなっている。

 弥彦・角田山塊の雪割草も咲き始めたという情報が入ってきた。花を見に出かけることにしたが、時期は早いので、場所を考える必要があった。標高の低いところということで、樋曽山に出かけることにした。
 樋曽山へは、間瀬峠と五ヶ峠のどちらから歩き出すことになるが、今回は五ヶ峠からにした。家を出たのがゆっくりであったので、駐車場が満杯かと心配したが、数台しか停まっていなかった。一般ハイカーは、雪割草の時期にはまだ早いと思っているのか、桜尾根に集まっているかのどちらかのようであった。
 角田山とは反対の斜面に進む。以前は踏み跡状態であったが、しっかりした道ができてしまっている。斜面の上に出ると、さっそくキクザキオウレンが出迎えてくれた。この後、樋曽山一帯を歩き回ったが、この花に関しては、ここが一番の群落地であった。
 お気に入りの雪割草の群落地に進むと、花は咲き始めの状態であった。小さな蕾が多かったが、それでも群落状態の花も見られた。ただ、太陽が雲に隠されたままで、花が開いていなかった。写真を撮るには、もう少し待つ必要があった。
 以前から気になっていた脇道がどこに通じているか確かめることにした。その途中、キクザキイチゲの花も現れたが、この日は、この花は閉じたままに終わった。ナニワズやコシノカンアオイなどの花も見ることができた。結局、海近くまで下降してから引き返すことになった。
 雪割草の花も、少しは花が開いてきて、写真を撮ることができた。半開きの花も趣がある。
 今回は花が目的であったので、樋曽山の三角点までは足を延ばさなかった。

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