黒石山

黒石山


【日時】 2008年1月14日(月) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り時々雪

【山域】 二王子岳山塊周辺
【山名・よみ・標高・三角点・県名】
 黒石山・くろいしやま・262m・なし・新潟県
【コース】 越後開閉所より
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新発田/上赤谷
【ガイド】 なし

【時間記録】8:20 新潟発=(R.7、新発田、上板山)=9:40 新潟開閉所〜10:13 発―11:20 黒石山〜11:30 発―12:03 新潟開閉所=(往路を戻る)=13:40 新潟
 黒石山は、二王子岳山塊の高知山から西に派生する尾根の末端部にある山である。この山の西山麓には、このあたりの送電線が一ヶ所に集まる越後開閉所があり、黒石山の山頂にも送電線の鉄塔が立ち、林道が通じている。

 連休三日目は、前夜の冷え込みのため、道路の除雪が必要になっているはずで、ゆっくりと家を出る必要があった。そう時間もかからない山で終わりにする気になっており、新発田の奥の黒石山に出かけることにした。この山なら、少々の悪天候でも、スノーシューでの林道歩きを行うことができる。
 新潟市の郊外に出ると、急に雪は多くなった。上板山から変電所への道に進むと、最終人家の先で除雪は終わっていた。変電所まで車で入れると思っていただけにあてがはずれた。そう遠くない距離なので、ここから歩き出そうと準備をしていると、除雪車が上のほうから作業をしながら下りてきた。除雪が終わるのを少し待つ必要はあったが、無事に変電所の入口まで車で入ることができた。
 黒石山へは、施設を囲むフェンスの右奥から始まっている。スノーシューを履いて歩き出すと、積もったばかりの新雪で、時折ストックの石突が、地面をかつんと打つ音がした。
 冬の林道歩きは、谷に向かって落ち込む斜面や雪崩の危険性もあって、油断ならないが、この林道は、杉林の中に続いており、問題なく歩くことができる。途中で、鉄塔への道が分かれるが、迷う心配もないであろう。ただ、地図を見ても、林道の走り具合を想像することは難しい。今回の目的の一つに、GPSで林道の走り具合を記録することもあった。
 大きなカーブを描き、谷を迂回していく道が続いた。登りの傾斜はきつくはないとはいっても、一人でのラッセルとなり、汗が吹き出てきた。
 黒石山の山頂手前の左手の斜面は、伐採地になっていた。ピークを回り込んでいくと、中越幹線No.5の鉄塔が立つピークに出て、林道はここまでになる。地図上を見ていても、歩いているうちに現在位置は判りにくくなるが、林道終点ということで迷う心配はない
 鉄塔の下からは、二王子岳方面の眺めが広がっているはずだが、あいにくの雪雲に隠されていた。
 下りは、軽い雪のおかげで快調に歩くことができ、短い時間で車に戻ることができた。

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