樋曽山

樋曽山


【日時】 2005年3月21日(月) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 晴

【山域】 弥彦・角田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 樋曽山・ひそやま・296.7m・三等三角点・新潟県
【コース】 五ヶ峠より
【地形図 20万/5万/2.5万】 長岡/弥彦/弥彦、角田山
【ガイド】 なし

【時間記録】 8:00 新潟=(新新バイパス、新潟西バイパス、R.116、県道新潟・寺泊線、間手橋、R.460、福寿温泉 経由)=9:30 五ヶ峠〜9:57 発―11:35 樋曽山〜11:52 発―13:50五ヶ峠=(往路を戻る)=15:00 新潟

 弥彦山と角田山の間に、200〜300mの高さを連ねた丘陵地帯があり、その最高点を樋曽山と呼ぶ。新潟周辺でハイキングの山として人気のある両脇の山に比べ、この山の知名度は低い。地図には何本もの登山道が引かれているが、南北を結ぶ縦走路以外は、不明瞭である。
 鍋倉山へのテント泊山行で疲れてしまい、本格的な歩きは無理な状態であった。遅れに遅れていた雪割草も咲き始めたということで、花の写真を撮りに出かけることにした。角田・弥彦山といえども、少し標高を上げれば雪が出てきてしまうため、樋曽山を歩くことにした。花の開花を考えれば、遅出で十分なのだが、駐車場を考えれば、そうもいかない。
 五ヶ峠に到着してみると、駐車場は六分程の埋まり具合であったが、コーヒーを飲みながらひと休みしている間にも、駐車場は、ほぼうまってしまった。
 樋曽山への道に進むと、まずはキクバオウレンが現れた。その先で雪割草も現れて写真撮影を行ったが、花が開ききっていなかったため、写真は帰りに期待することにして先に進んだ。その先でもう一ケ所花が咲いた群落地があったが、花はここまでであった。
 この先に花は無いと思ったが、一応山頂を踏むことにした。樋曽山の山頂が近づくと、谷間に残雪が現れた。樋曽山で春に残雪を見たのは初めてであった。ロープの掛かる急坂を越えると、樋曽山の山頂に到着した。
 樋曽山山頂一帯の登山道脇には虎ロープが張り巡らされ、三角点脇に最近立てられた山頂標識も取り除かれていた。保護活動の一環のようであるが、雰囲気が悪くなっていた。
 三角点脇で昼食をとった後、写真を撮りながら来た道を戻った。三連休のうちでは、この日が一番の晴天になった。花は青空のもと、花びらを広げていた。花の色を出すには薄曇りの方が良かったが、これは望み過ぎであろう。

山行目次に戻る

表紙に戻る