不動堂山

不動堂山


【日時】 2004年12月5日(日) 日帰り
【メンバー】 7名グループ
【天候】 雨

【山域】 菅名山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 不動堂山・ふどうどうやま・557.4m・三等三角点・新潟県
【コース】 不動堂沢入口
【地形図 20万/5万/2.5万】 新潟/新津/村松
【ガイド】 なし
【温泉】 村松さくらんど温泉 700円 貸しタオル付き

【時間記録】 6:20 新潟=(R.49、R.403、新津、五泉、村松 経由)=8:10 不動堂沢ゲート〜8:20 発―8:25 尾根コース登山口―8:54 林道終点―9:16 四合目―9:33 尾根上分岐―9:42 不動堂山〜9:48 発―9:55 分岐―10:27 三合目―10:37 鉄塔―10:47尾根コース登山口―10:54不動堂沢ゲート=(往路を戻る)=16:30 新潟
 インターネットの山仲間とひさしぶりに山登りをすることになった。今年は、一緒に歩く予定が何度も流れてしまっていた。幾つか候補をあげたが、誰も登っていないということで不動堂山に登ることにした。12月始めはみぞれまじりの悪天候の可能性も高く、歩行時間も短い山ですませ、後は温泉で忘年会とするのが良いであろうと思っていたのだが、結果的には不動堂山で正解であった。日本各地では強風が吹き荒れ、北海道は大雪、東京は夏日というニュースが流れていた。
 本降りの雨の中を、登山口に向かうことになった。人との約束でなかったら、たぶん家で寝ていたことであろう。村松公園で集合し、登山口の不動堂沢林道入口に向かった。登山口に着いた時には、雨は小降りになっていた。福連寺山との谷間に入ったため、風の影響がなくなったためかもしれない。傘をさしても歩ける程であった。
 林道を歩き出すとじきに、尾根コース入口に到着する。尾根に上がると強風が吹き荒れる可能性もあり、その時は直登コースの往復にしようと思っていた。とりあえず別な日に再訪してもらう時のために、目印の巡視路標識を教えた。
 おしゃべりをしながらの林道歩きはあきないものの、最後には足が疲れるようになる。先回の登山の際に見落としていたが、林道終点から先の沢向こうに山道が続いていた。不動堂山の山頂から先の山道は、風越山への道ではないとなると、この道に続いているようであるが、まだ確かめてはいない。
 林道終点広場からは、尾根沿いの急な登りが始まる。皆、山慣れした者ばかりなので、口では急すぎるとか言いながらも、快調に登り続けた。時折風が強く当たる所もあったが、雨は止んできた。尾根コースとの分岐に到着したところ、風はほとんどなく、尾根コースで下山するのも問題はなさそうであった。
 分岐から雑木林の中の緩やかな道を辿ると、不動堂山の山頂に到着する。残念ながらガスがかかって展望は閉ざされていた。このような時のお約束ということで、心の目で風越山の眺めを楽しんでもっらった。人に知られていない静かな山ということで、皆には気に入ってもらったようで、天気の良い日にまた登ってみたいという声が上がり、案内が報われた。
 分岐からは、尾根コースを下った。雨で濡れて道を見失い易くなっていたが、コースはGPSに落としてあるので、問題なく歩くことができた。意外に急な所もあって、足を滑らす悲鳴が何度もあがった。先回は、直登コースで猿の群に出会ったが、今回は尾根コースにいた。
 雨具を着たため、雨と汗で濡れてきて、登山口が近づく頃には、温泉+生ビールモードに入ってしまった。最後の杉林の中の下りは足早になった。
 登山を終えた後は、温泉へと急いだ。不動堂山は、温泉に近い点も良い。忘年会二部ということで、温泉でゆっくりと山の話をし、次の新年山行の約束をして別れた。

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