氷山

氷山


【日時】 2004年5月9日(日) 日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 曇り後雨

【山域】 東頸城丘陵
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 氷山・こおりやま・674.2m・三等三角点・新潟県
【コース】 北西林道終点より
【地形図 20万/5万/2.5万】 高田/松之山温泉/大割野
【ガイド】 なし

【時間記録】 6:20 新潟発=(関越自動車道、越後川口IC、R.117、辰ノ口、外丸 経由)=9:56 林道入口―10:24 林道終点―11:00 氷山〜11:25 発―11:52 林道終点―12:21 林道入口=(往路を戻る)=15:20 新潟

 氷山は、新潟・長野県境近くにある信濃川左岸の津南駅北側にある山である。
 今年の二月末に、豪雪地帯である飯山線沿線の山は、どうなのだろうと興味を持って出かけた。この時は、登る山の候補に氷山を考えていたのだが、烏帽子形山を一度敗退し、翌日別なコースから再挑戦したため、氷山は偵察だけに終わった。
 氷山は、東の田沢川、西の樽田川、二つの川に挟まれ、この川沿いには車道が通じている。冬季は、R.117から入ると車道はすぐに除雪終点になっており、南東部方面から登るしかなかった。雪の季節も終わった時期になり、登山コースを再検討すると、林道が山頂の北西近くまで延びているのが目にとまった。林道終点から山道が延びているかもしれないし、ヤブコギをしても山頂まで到達できる距離に思えた。
 外丸から田沢川沿いの車道に進むと、なにやら作業を行っていた。道も狭いので躊躇していると、先に行って良いと言われた。集落の人総出で、冬の間に道路に積み重なった落ち葉や木の枝をかたづけている所のようであった。途中で、木屑を道路脇にまとめながら走るブルにもすれ違った。
 ここれが目的の林道かなと思い、ユーターン場所を探しながら進むと、その先で立派な車道が横切る十字路に出た。左折して、この車道に進んだ。GPSもほぼ同じ方向をさしており、新しく付け変わった車道なら少々ずれていても不思議はないかと思った。
 ピークを右手に見て、下りにかかったことから道が違うことに気がついた。戻ると、谷向こうに、氷山と思われる山頂が聳えていた。山の肩に向かって走る林道も見えた。やはり通り過ぎてきた林道がそおであったかと思い、引き返した。
 林道は未舗装であったため、入口から歩くことにした。距離は少しあるが、それも山登りのうちであった。林道に入ってすぐのところで、路肩に残雪があり、普通車では路肩の泥にはまるおそれがあった。
 驚いたことに、先ほど間違って進んだ車道は、林道のすぐ上を通過していた。すぐに下りられる所があり、山菜採りが上の車道に車を停めて下りてきていた。ここから入れば、林道歩きも半分ほどは短くなったようである。
 外丸林道と書かれた広場からもう少し林道を辿ると、突然に林道は行き止まりになって、その先は杉林の中への踏み跡になった。杉林のはずれから尾根に乗ると、ブナ林の中のかすかな踏み跡に変わった。鉈目やテープも残されており、歩く者はいるようであった。初めは薄い藪であったが、尾根が痩せると、ツツジや灌木を掻き分けるのがうるさい登りになった。両脇はけっこう切り落ちていた。目の前に黒い者が飛び出して驚かされたが、カモシカであった。あちらの方が昼寝の最中を驚かされたのかもしれない。
 長く感じられるヤブコギの登りであったが、40分程で山頂に到着した。ヤブコギは、実際よりも長く感じるようなので、根気が大切である。
 氷山の山頂は、杉木立が広がり、中央部に、平成十四年八月十八日登頂記念(外丸公民館事業、参加者名)と書かれた木の標柱が立てられていた。登山道があるのかと思ってみると、テープが付けられており、杉林の中を山道が下っていた。
 この道は南の尾根に通じていることは、少し下ったGPSのログからも確かめられた。下山後に新しい車道(広域基幹林道中魚沼丘陵線)から樽田を回って南の山裾を見たが、登山口のようなものは無かった。歩きはじめは杉林の中の踏み跡で、尾根に出ると立派な山道ができているという可能性が考えられる。あるいは、南尾根は、中段で傾斜が緩んで、東の台地につながり、そこには田沢川沿いの車道から道が上がってきている。このコースの方が、可能性が高いように思う。確かめるには、外丸公民館に問い合わせれば良いのだろうが、自分の考えたルートで登れれば満足である。
 台地のはずれ近くに三角点も見つけて、後は一休みするだけになった。天気予報では、曇り夜になって雨のはずであったが、ぽつりぽつりと降り始めた。本降りにならないうちにと山を下った。
 ヤブコギを終えて林道歩きを行っていると本降りになり、この日の山登りは終わりにして家に帰る気になった。

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