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袴岳、毛無山
小倉山、大平山
菱ヶ岳


【日時】 2004年3月19日(金)〜21日(日) 各日帰り
【メンバー】 単独行
【天候】 19日:晴 20日:晴 21:晴

【山域】 関田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 袴岳・はかまだけ・1135.3m・三等三角点・新潟県、長野県
【コース】 万坂峠より
【地形図 20万/5万/2.5万】 高田/妙高山/飯山
【ガイド】 なし

【山域】 関田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 毛無山(大平峰)・けなしやま(おおひらみね)・1022.4m・三等三角点・新潟県、長野県
【コース】 上樽南の林道入口より
【地形図 20万/5万/2.5万】 高田/妙高山/飯山
【ガイド】 なし
【温泉】 杉ノ沢温泉苗名の湯 450円

【山域】 関田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 小倉山・おぐらやま・688.3m・三等三角点・新潟県
【コース】 妙高パインバレースキー場より
【地形図 20万/5万/2.5万】 高田/妙高山/飯山、赤倉
【ガイド】 なし

【山域】 関田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 大平山・おおひらやま・858.1m・二等三角点・新潟県
【コース】 妙高パインバレースキー場より
【地形図 20万/5万/2.5万】 高田/妙高山/飯山、赤倉
【ガイド】 なし
【温泉】 友楽里館 420円

【山域】 関田山塊
【山名・よみ・標高・三角点・県名】 
 菱ヶ岳・ひしがたけ・1129.1m・一等三角点補点・新潟県
【コース】 キューピットバレイスキー場より
【地形図 20万/5万/2.5万】 高田/高田東部、松之山温泉/柳島、松之山温泉
【ガイド】 新にいがたファミリー登山(新潟日報事業社)
【温泉】 ゆきだるま温泉 450円

【時間記録】
3月19日(金) 5:20 新潟発=(北陸自動車道、上信越自動車道、妙高高原IC、タングラムスキーサーカス 経由)=8:50 万坂峠〜9:04 発―10:25 袴岳〜10:51 発―11:34 万坂峠=(県道97号線)=11:50 林道入口〜12:09 発―12:45 尾根取り付き―13:29 毛無山〜13:34 発―14:00 尾根取り付き―14:44 林道入口=(R.18、杉ノ沢、R.18、関山、大鹿 経由)=18:00 妙高パインバレイ  (車中泊)
3月20日(土) 7:53 林道入口発―8:23 小倉山―8:43 林道入口=10:00 ゲレンデ下発―10:21 第二高速リフト終点―10:48 稜線分岐―11:02 前ピーク―11:18 大平山〜11:40 発―11:52 前ピーク―12:08 稜線分岐―12:24 第二高速リフト終点―12:39 ゲレンデ下=(大鹿、関山、R.18、鴨島、R.405、和田、R.403 経由)=17:00 キューピットバレイ  (車中泊)
3月21日(日) 8:35 ゴンドラ山麓駅=8:47 ゴンドラ山頂駅―9:23 菱ヶ岳〜9:35 発―9:53 ゴンドラ山頂駅―10:23 ゲレンデ下=(R.403、安塚、浦河原、吉川、柿崎IC、北陸自動車道 経由)=14:30 新潟

 袴岳は、北信五岳の一つに挙げられる斑尾山の北側に万坂峠をはさんで向かい合う山である。千曲川左岸の新潟・長野の県境に沿って広がる関田山塊の西のはずれの山である。ドーム状の山頂は、妙高方面から良く目に付くが、登山者の話題になることは少ない。
 毛無山は、袴岳の北東に隣り合う、新潟・長野の県境に位置する関田山塊の山である。
 小倉山は、妙高パインバレイの、夏にはゴルフ場になる台地の北西部に位置する山である。
 大平山は、妙高パインバレイのスキー場と関川との間に位置する山である。
 菱ヶ岳は、関田山塊にある一等三角点ピークで、かつては女人禁制の山で、山頂には薬師三尊が祭られている。豪雪地帯で町起こしに力をそそぐ安塚町の観光の拠点であり、山の麓にはキャンプ場やキューピットバレースキー場が広がっている。

 二月に休日出勤をし、その代休を金曜日に入れたため、三連休になった。どこに行くか迷ったが、地図を見ていくと、関田山塊の西のはずれの新潟・長野県境にある袴岳と毛無山が目にとまった。どちらもドーム型で、幅広の尾根があることから、先週のように痩せ尾根で中退ということは無さそうであった。
 金曜日の夜は、サッカーのオリンピック予選の最終戦があり、それを見ていたために出そびれ、朝出発になった。妙高高原まで高速が延びて行きやすくなったが、早起きをして眠い状態で車の運転をするのは辛かった。
 袴岳へは、まず斑尾タングラムスキー場をめざした。妙高駅前を通って関川を渡ると、長野県に入る。斑尾タングラムスキーサーカス・スキー場までは、幅広の道が続いた。平日とあって、スキー場はがら空きであった。スキー場の前をかすめて坂を登っていくと、万坂峠に到着した。万坂峠は、新潟・長野県境となっており、県境の標識が立てられていた。この付近の県境線は、大きく蛇行しているので、どちらが何県か混乱しそうになる。駐車スペースは特になかったので、路肩に車を寄せて停めた。
 県境線に袴岳を目指す予定であったが、最初の関門は、除雪でできた2m程の高さの雪壁の乗り越しであった。県境標識のパイプを手がかりに、なんとか雪原に這い上がった。雪は締まっておりつぼ足でも歩けそうに見えたが、実際に歩いてみると、数歩ごとに潜る状態だったので、スノーシューを履いた。
 カラマツ林の中に幅広の切り開きが続いていた。先方の高まりが近づいてくると傾斜は少し急になったが、スノーシューのフリクションを効かせて、快調に登ることができた。振り返ると、いく筋ものスキーゲレンデが刻みこまれた斑尾山を一望することができた。
 幅広の尾根上に出た所で、コースは左に方向を変えた。回りの木々に霧氷が付いて美しく、写真を撮りながらの、のんびりした歩きになった。
 小ピークを越し、さらにもう一つのピークに上がると、ようやく袴岳の山頂が目の前に迫った。袴岳の山頂は、中華鍋を伏せたようななだらかな姿をしており、霧氷で白く染まったブナ林に覆われていた。気持ちの良いブナ林の中の歩きになった。積雪期のブナ林の歩きは、とりわけ楽しく感じられる。山頂が近づくと、ダケカンバの木も現れて、ブナとは違った姿を見せていた。
 袴岳の山頂は、ブナ林に覆われて展望は無しかとと、登っている途中は思っていたが、到着してみると、真っ白な広場が広がっていた。目の前には妙高山が大きく、その右手には大毛無山や南葉山。左手には、黒姫山や飯縄山の眺めが広がっていた。思いもよらぬ展望の山であった。雪の上に腰を下ろし、風景を楽しみながらひと休みした。
 太陽に照らされて、霧氷が落ちるボツリボツリという音が、林の中に響いていた。下りの途中、日当たりの良いところでは、早くも霧氷は消え始めていた。
 昼が近くなっていたが、良い天気に誘われるままに、続けて毛無山に登ることにした。毛無山の東西の山麓には林道が通じているが、雪のために、車はそこまでは入れないはずであった。一番近い除雪終点はどこかということが問題であった。万坂峠から近い所としては、上樽への県道途中から分かれる林道が、比較的短いアプローチで済みそうであった。
 すぐ先で飯山との分岐となり、左の県道に進んだ。除雪したばかりなのか、道路には薄く雪が残り、夜間は凍結の恐れがありそうであった。県道が上樽に向かって坂を下っていく所で、林道の入り口を見つけた。
 歩き出す準備を整え、いざ林道に上がろうとしたが、車道脇は2m以上の垂直の雪壁になっていた。ステップを刻もうとしたが、堅い雪で、足で蹴りを入れても凹みもしなかった。車に戻ってスコップを取り出し、しばし、土木作業に専念することになった。三段ほどのステップを刻んでようやく雪原の上に這い上がることができた。
 いささか手間取った後の出発になった。昼になって雪も緩み、スノーシューでも、重く感じられる歩きになった。林道を進み尾根を回り込むと、土路川に沿ったトラバース道になった。川の対岸に、ドーム型をした毛無山が姿を現した。谷は思ったよりも深く、林道が川を横断するには、かなり上流部に回り込む必要がありそうであった。
 疲れた足を運んでいくうちに、土路川の横断点に出た。林道はさらに南に進んでから折り返すので、斜面を登ってショートカットした。今度は、対岸に歩いてきた林道を眺めながら、下流部に向かっての歩きを頑張る必要があった。
 沼池から流れ出る沢を越したところが、毛無山から南に落ち込む尾根の末端部になっている。見ると傾斜がきついので、一旦沢の手前に戻り、少し上流部に遡った所から尾根に取り付いた。初めは雑木林の登りであったが、中段になると杉の植林地が広がっていた。山頂が近づくと、ダケカンバも現れ、気持ちの良い雪原の歩きになった。
 毛無山の山頂は、台地状であるが、南と北の二つの高まりがあり、三角点は北の高まりに置かれている。山頂一帯は雪原となり、妙高方面の展望が広がった。三角点ピークまで進んだが、山頂標識のようなものはなかった。ただ、北に向かう尾根沿いにテープが残され、県境沿いには道が開かれているような感じもした。東の縁に進んだみると、飯山方面の展望が広がり、大平を眼下に見下ろすことができた。この山は、飯山方面から良く目立つ山なのかもしれない。
 帰り道は、山頂から林道までは快調に下れたが、その後の林道歩きは上り坂になって、息も上がった歩きになった。
 下山後、妙高杉ノ沢の温泉で入浴した。国道を走っていると、斑尾山の脇に、ドーム型の袴岳が良く目立つことに気が付いた。
 帰宅後インターネットで調べると、袴岳や沼ノ平湿原のスノートレッキングの案内が目にとまった。また、斑尾を経て関田山脈鍋倉、松之山までの50キロを縦走するロングトレイルが計画されているという。
斑尾高原ペンション街より斑尾山をへて万坂峠〜袴岳〜赤池〜沼ノ原湿原〜希望湖〜毛無山〜涌井と既に繋がっており、整備が進められているという。今後、袴岳や毛無山の名前が、登山愛好家の目に触れる機会も多くなるかもしれない。
 今回のメインは袴岳と毛無山だったのだが、1日で終わってしまい、翌日の山を考えることにした。先週敗退の三頭山も考えたが、あまり気がのらず、野宿の場所の問題もあり、妙高パインバレイ脇の小倉山と大平山に登ることにした。
 妙高パインバレイスキー場を訪れるのは初めてであったが、山奥の谷間に、忽然とホテル群が現れて驚かされた。広大な駐車場が設けてあった。ゲレンデはナイター営業中であったが、停められている車は20台もなかったのではないだろうか。照明やリフトの運行要員など、これで儲けがでるのか、人ごとながら心配になった。
 朝になって周囲を見渡すと、小倉山は、夏はゴルフ場になっているらしい雪原の向こうに、左右に緩やかな裾野を広げた姿を見せていた。大谷へ通じる集落への車道の下り口から歩き始めた。管理施設の脇を抜けると車道の除雪は終わっていたが、その背後の雪原は、ブルが縦横に走り回って、雪の塊が転がった状態になっていた。雪解けを早めるためとも思えず、中途半端な除雪の理由は判らなかった。
 尾根に取り付くと、雑木林の歩きになった。枝がややうるさかった。地図上では、林道の途中から破線が尾根沿いに延びており、ハイキングコースとして整備されているかと思ったが、一般には歩かれていないようであった。緩やかな登りを続けていくと、難なく小倉山の山頂に到着した。スキー場や妙高山の眺めも、藪にはばまれて、あまり良くなかった。
 小倉山に続けて大平山に向かうことにしたが、コースを考える必要があった。地図では、西の関川右岸にある蔵々の集落から山頂近くの尾根まで破線が延びている。大平山が一般に登られている山とすれば、これがメインコースのように思えたので、まずは蔵々の集落に行ってみることにした。
 蔵々の集落に着いてみると、家が密集しており、林道の入り口を探すために軒先をかすめてうろつくのは躊躇された。
 第二候補としては、パインバレイスキー場のゲレンデ上部から稜線伝いにアプローチするものが考えられるが、こちらの方が気軽に歩けそうであった。妙高パインバレイに引き返すことにした。
 妙高パインバレイのゲレンデの様子を知らなかったが、リフトの終点はすぐ上のように見えたので、下から歩くことにした。スノーシューを履いて、ゲレンデの脇を登った。向かって右側の第一リフトは運休であった。第一リフトの終点からもうひと頑張りすると第二リフトの終点に到着した。ここまでは20分の歩きで、時間はたいしたことはなかったが、結構疲れた。
 地図ではこの上にもう一本リフトが書かれているが、無くなっていた。尾根沿いにコースが続いていた。傾斜は緩やかで、スキーで滑ってくる家族連れが多かった。谷向こうのピークの上に山頂駅があり、ゴンドラが登ってきているのが目に入った。ゴンドラ山頂駅からこの尾根に続くコースがあるようであった。作戦を誤ったと少々後悔した。ゴンドラで上がり、フリートレックで大平山に続く稜線の分岐まで滑ってくれば、登りの体力を使わないで済む。地図を見ただけでは、スキーのコースまで判らないのが、失敗のもとであった。結局、50分近くの歩きでゲレンデから離れる稜線分岐に到着した。
 斜面を下っていくと、左から沢が入り込んでいたので、右側から回り込むようにして、次のピークへに取り付いた。大平山の東に隣り合う860mピークは、大平山よりは少し高い。860mピークの縁に出ると、山頂部が雪原となった大平山を見下ろすことができ、その向こうに妙高山がそびえ立っていた。前日とは違って、曇り空であるのが残念であった。もっとも、関東方面は雨のようなので、この天気でも文句をいうわけにはいかない。
 860mピークから一旦下り、緩やかに登り返していくと、大平山の山頂に到着した。妙高山の眺めに加え、妙高高原駅付近の様子も良く眺めることができた。雪原に腰を下ろし、眺めを楽しみながら昼食とした。
 帰りは、ゲレンデまでの登り返しが大変かなと思ったが、それほどのこともなく戻ることができた。かえって、その後のゲレンデの歩きがきつく感じられた。固められた雪の上の歩きは足に負担がかかり、足裏に豆ができそうになった。
 スノーシューでの歩きにも疲れたので、翌日はキューピットバレイから菱ヶ岳へ、フリートレックを使って登ってみることにした。J1に昇格した新潟アルビレックスのホーム初戦のラジオ中継を聞きながら安塚に向かった。キューピットバレイスキー場に到着すると、ナイター営業中で結構多くのスキーヤーが滑っていた。
 翌朝は、ゴンドラの券を1000円で買い、その際に登山届けを行った。書類にひと通り書くと、コピーが渡され、これを後でゴンドラの係員やパトロールに見せることになった。
 リフトの開始は8時であったが、ゴンドラは少し遅くて8時30分であった。ゲレンデの上には、菱ヶ岳の山頂が、崖を落ち込ませた姿を見せていた。登山愛好家なら、登ってみたいと思わずにはいられない眺めであった。
 ゴンドラに乗ると、一気に960m地点に到着である。菱ヶ岳の標高は1129.1mであるので、その差は170mでしかない。一般スキーヤー進入禁止のロープをまたいで、ゴンドラ駅背後の雪原に進んだ。
 菱ヶ岳へは、1993年9月15日に家族連れのハイキングで登って以来ということになる。ここからは、沢沿いの地味な道であったという覚えがあるものの、むしろゲレンデをここまで登ってくるのにひと苦労というう印象の方が強い。もっとも、最近では、夏山シーズンにもゴンドラが運行しているようで、ハイキングにしても楽になったようである。
 雪の上にはトレースが残されており、コースは判りやすかった。といっても、県境線に向かって分かれるトレースもあったので、地図を見てコースを把握しておく必要がある。雪に埋もれた沢を辿り、尾根を回り込むと、沢型に挟まれた尾根の登りになった。周辺にはブナ林が広がり、美しい姿を見せていた。菱ヶ岳は、北東西の三面は急斜面をめぐらせているが、この南面だけは緩やかな斜面が続いている。スノートレックでも締まった斜面はほとんもぐらず、シールも効いて、快適な登りが続いた。前日のスノーシュー歩きで足に疲労がたまっていたが、スキーでの歩きはそれと使う筋肉が違うのか、楽に登れた。
 稜線が近づいたところで、左に方向を変えて登っていくと、雪原の上にでた。そこからもう少し進むと、菱ヶ岳の山頂に到着した。お堂の屋根の一部が、雪の中から顔を見せていた。スキーを脱ぎ、シールを外しながらひと休みした。
 眼下には、キューピットバレイのスキー場が広がり、米山や日本海の海岸線を眺めることができた。西には、妙高連山。振り返ると、関田山塊の主稜線の連なりを眺めることができた。簡単に登れる雪山としては、楽しめる眺めであった。三人グループが登ってきたのと入れ違いに下山に移った。
 ここからが、今回の山行での一番の難所であった。フリートレックも、これまでは歩くのが主体で、ゲレンデ外では満足に滑っていない。滑ってみると、雪の状態も良く、意外に楽に滑ることができた。ブナ林の中を斜滑降を多めにしたターンで滑った。尾根の痩せたところも、横滑りでなんとか通過。体で覚えたスキーの技術は、しばらくぶりであったが、覚えていたようである。
 途中でスノーモービルが走ってくるのに出会った。スキー場が許可を出しているかは知らないが、山頂付近を走り回るのは感心しない。沢沿いの下りに入ったところで、家族連れがスノーシューで登ってくるのに出会った。立ち話をすると、キューピットバレイでスノーシューツアーの案内をしている自然観察員のWさんであった。今回、菱ヶ岳が頭にうかんだのも、新潟のスポーツ店に置かれたパンフレットでキューピットバレイがスノーシュー歩きに力を入れていることを知ったためもある。スノーシューで菱ヶ岳登山のコースも案内すると、雪山初心者にも喜んでもらえると思う。
 最後に緩やかな台地を滑っていくと、ゴンドラの山頂駅に戻ることができた。ここからは、ゲレンデの滑りになった。練習も兼ねて、滑り方に注意しながら下った。途中で足が痛くなったが、先回のシャルマン火打スキー場の時よりは、フリートレックでの滑りにも慣れてきた。ゲレンデの上部から登る山というのも結構あるので、そういう山ではフリートレックが欠かせないことになる。
 ゲレンデを滑り降り、あの上から下りてきたのだぞと思いながら、菱ヶ岳の山頂を振り返った。

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